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May 25, 2026
より厳格な測定データ検証、より広範な UCP-to-cycler 変換、Wasserstein コスト関数

より強力な測定データの検証と処理

新しい厳格モードチェック capacity_energy_from_current_power は、報告された Discharge/Charge capacity [A.h] および …energy [W.h] の各列を、Current [A]Power [W] のステップごとの台形積分と比較し、行単位の不一致(デフォルト許容 誤差 10%)を検出する。これにより、後で打ち消し合うようなステップ途中の一時的な 誤差も見逃さない。報告された充放電列が入れ替わっている場合(ハーフセルのエクス ポートでよく見られる)には、fix_swapped_charge_discharge_columns がラベルを検出 して修正する。電流符号規約のチェックは、各ステップの投票を行数ではなく実際に通過 した電荷(∫|I| dt)で重み付けするようになった。これにより、ほぼゼロ電流の長い電圧 ホールドが本来の放電パルスを上回って誤った CURRENT_SIGN_REVERSED を発生させる ことがなくなった。小電流のコインセルおよびハーフセルのデータがエンドツーエンドで処理できるように なった。レストステップ検出はトレースのピーク電流に応じてしきい値をスケールし (サブ mA の電流がすべてレストとして分類されることがなくなった)、自動反転リトライ は再計算の前に古い容量・エネルギー列を破棄し、呼び出し側が指定した Step count ラベルが符号補正後も保持される。新しい汎用 parquet リーダーは CSV リーダーと同じ エイリアスベースの列検出を使用し、folder: データ参照は time_series.parquet / steps.parquet も受け付けるようになった(両方が存在する場合は CSV より優先される)。

より広範で検証付きの UCP-to-cycler 変換

UCP-to-Arbin および UCP-to-Maccor の各コンバーターは、より多くの終了条件とステップ タイプ(可変 / ループ / 複合終了、温度終了、Maccor の一時停止ステップ)を扱える ようになり、再パースに失敗するファイルを出力する代わりに、ターゲットの cycler が 本質的に表現できない機能に対して明確なエラーを事前に発生させるようになった。

Wasserstein 距離コスト関数

iwp.costs.Wasserstein は、1-Wasserstein 距離(earth mover’s distance)をデータ フィッティングのコストとして追加し、モデル出力とデータを点ごとではなく分布として 比較する。パイプラインとスキーマの両パッケージで利用できる。
改善
  • プロトコルリストの読み込みが劇的に高速化した。実験テンプレートのリスト エンドポイントは、重い JSONB 列をデフォルトで省略するようになり(22 テンプレートで 約 7.5 KB 対 7.7 MB)、呼び出し側は ?include= 経由で protocol_configparameters_schema などのフィールドをオプトインできる。
  • 失敗したパイプラインをパイプライン詳細ページから再送信できるようになった。同 ページには、失敗した各要素へのディープリンクを持つエラーバナーが表示され、個々の 要素にはインラインのエラーアラートが表示される。
  • 材料物性データセットのプロットに、単位付きの常時表示の縦型凡例が付き、プロットの 右側に配置されるようになった。
修正
  • プロジェクトデータページで測定値を ID でフィルタリングするとリストが絞り込まれる ようになった。以前は id クエリパラメータが黙って破棄され、すべての測定値が返って いた。
  • 材料データセットのアップロードで、CSV に名前のない先頭列があっても列インデックスが ずれなくなり、名前のない列を黙ってスキップする代わりに、すべての列に名前があること を要求するようになった(明確なエラー付き)。
  • プロジェクトメンバーシップ管理、アクティブな組織の切り替え、パラメータ化モデルの 削除が、データベースへの直接書き込みではなくバックエンド API を経由するようになり、 行レベルセキュリティの下で一貫した動作をするようになった。
改善
  • client.auth_check()client.whoami() は、設定された API キーがどのユーザーと 組織に解決されるかを検証するようになり、新しい GET /auth/health エンドポイントに 支えられている。誤った組織(403)エラーのデバッグや、どのキーが有効かの確認に役立つ。
改善
  • SubRout ステップを含む Maccor プロトコルが UCP YAML のラウンドトリップを生き残る ようになった。解決されたサブルーチンステップは名前空間化されて YAML に書き戻され、 サブルーチン内の goto ターゲットはシミュレーション時に解決される。これにより、 パース後シミュレーションのフローで発生していた Subroutine '<name>' not found エラーが修正された。
改善
  • 新しい validate-data スキルが、測定データの検証と列修正のワークフローをエージェ ントに案内する。
  • Codex プラグインマニフェストが追加され、Ionworks スキルパッケージが Claude Code と 並んで Codex にもインストールされるようになった。